イランイラン精油の効果・効能

「花の中の花」という意味の官能的な香り

イランイランの樹木は平均で12mほどあり、薄い黄色でタコの足のように縮れてカールした形の花を咲かせます。
イランイランはタガログ語で「花の中の花」という意味があり、南国を想像させるように甘く、濃厚で華やかさのある官能的な香りです。酢酸ベンジルには気分を高める作用があり、催淫作用のあるアロマとしても有名です。男性がもっとも女性らしさを感じる香りとも言われています。実際にインドネシアでは、新婚夫婦が初夜を迎える際にイランイランの花びらをベッドの上に散らす習慣があります。
また、女性ホルモンの分泌を整えたり、皮脂バランスを調整したりと女性の健康や美容にも大いに役立てることができます。
甘い花の香りがリラックス効果を高め、心地よい眠りへと誘うことから安眠作用も期待できる精油です。

基本データ

学名 Cananga odorata(カナンガオドラータ)
和名 イランイランノキ
科名 バンレイシ科
採油方法 水蒸気蒸留法
抽出部位
主な産地 マダガスカル、ジャワ、コモロ
主な芳香成分 モノテルペンアルコール類:リナロール(5~10%)
セスキテルペンアルコール類:ゲルマクレンD(15~25%)
エステル類:酢酸ベンジル(5~10%)
フノールエーテル類:パラクレゾールメチルエーテル安息香酸ベンジル(5~10%)
ファルネセン(5~15%)
β-カリオフィレン(5~10%)
主な作用

心への効能

副交感神経を優位にする働きがあることから、極度の緊張や不安、強い精神疲労、憂鬱感を和らげます。リラックス作用によって、心地よい眠りを誘い、不眠の改善にも役立てることができます。更年期障害や月経前症候群など女性ホルモンの影響によるイライラや感傷的な気持ちも、甘く開放的な香りが和らげます。

身体への効能

女性ホルモンのバランスを整える作用があることから、生理不順や更年期障害などの婦人科系の症状の緩和に役立ちます。リナロールには血圧を下げる作用があることから、高血圧による不整脈や動悸などの症状の緩和が期待できます。催淫作用があることから、不感症やEDの改善にも効果的です。

肌への効能

肌や頭皮の皮脂バランスを整える効果があります。皮脂が少ない乾燥肌や、皮脂が過剰な脂性肌のケアに使用することで健やかな状態に導きます。頭皮の皮脂バランスを整えることによって、薄毛や頭髪の脱毛を予防する効果も期待できます。

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